(引用:「ヤングエース」2015年6月号 角川書店発行 表紙)
ヤングエース2015年6月号
「ヤングエース 2015年 6月号」(AA)を買ってきました。
表紙は、今月から連載がスタートする『Fate/stay night heaven’s feel』のヒロイン・間桐桜。
ネット各所では“10年”の成長ぶりが話題になっていますね。
(引用:「ヤングエース」2015年6月号 角川書店発行 表紙)
同書では現在『Fate/Zero』も連載されていますから、これで『Fate』シリーズが二本も連載されることになりました。
タスクオーナ(著)『Fate/stay night Heaven’s Feel』 第1話
表紙にもなっているHeaven’s Feelの連載がスタート。ちなみに前号にはライダー召還の話しである0話が掲載されておりました。
『Fate/stay night Heaven’s Feel』は今年映像化も予定されておりますので、その宣伝もあってこのタイミングでのスタートだったのでしょう。
第1話は毎度お馴染み桜が朝、士郎の家にご飯を作りに来るところから始まります。
エプロン姿の桜が可愛らしいですね。
この裏ではライダーを召喚し心身ともかなりのストレスを抱えているかと思うと、士郎の家に行くことは桜の精神的なバランスとして必要だったのでしょうね。
マンガそのものはあくまで士郎視点で進みますので、この後学校に行きクラスメートと話し、学校が終わって家に戻るとまた桜と一緒に食事をして夜には魔術の鍛錬という、衛宮士郎の平均的な日常が描かれております。
ただちょっと違うのは桜を家まで送り届けた帰り道にイリヤと出会うことでしょうか。
物語の動きといったらそのくらいでしたので若干退屈な話しでしたが、これからの展開を考えるとこれも必要な導入部分でしょう。
絵柄についてはまだ日常描写なので判断できませんが、桜も可愛らしいですが、男性キャラもちょっと丸すぎるようには見えます。
あとは戦闘描写がどのくらい迫力があるのか、2・3話もすればわかると思いますので期待したいところです。
ちなみにコミックスが早くも6月に登場予定となっております。
TVアニメもやっていますし、タイミングとしてはバッチリですね。
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真じろう(著)『Fate/Zero』 第52話
ここしばらく切嗣、そしてアイリスフィールの過去話しだった『Zero』ですが、今月より本編が進みます。
今回は、先日徳島で開催された「マチ★アソビ Vol.14」のチャリティーイベントにて75万円の値段が付いた(正確にはもっとか?)遠坂時臣師の哀れな最期が掲載されています。
最初はすでに体の自由がきかなくなったアイリスフィールと切嗣の最後の会話。
これが夫婦の最後の会話となりますが、その話題は親らしく娘・イリヤスフィールのことでした。
娘のことを切嗣に任せるアイリスフィール。そして体内に埋め込まれていたアヴァロンを切嗣へと返します。
イリヤを日本に連れてきてほしいと願うアイリスフィール。
それを了承する切嗣は、暗殺者としての昔の表情を取り戻しライダーのマスター抹殺に向かいます。
そのライダーのマスター・ウェイバーはライダーを召喚した場所で宝具を使用したライダーの魔力回復のため寝ることに。
やることもないからか、ウェイバーとライダーの会話は弾み、ライダーの心情や気遣いが色々とわかります。
ところかわって遠坂の館。
スダンドプレーをしたため冬木を去ることになった言峰が、時臣に別れの挨拶にやってきます。
ここでの会話で言峰に聖杯戦争後のことを託す時臣なのですが、この後のことを考えるとおかしくてしょうがないのか、ピクピクしている言峰が笑えますwww
そして免許皆伝代わりに渡されるアゾット剣。これこそ遠坂家と言峰の因縁の剣ですね。
言峰に遺言も渡し、これで戦いに専念できると思った時臣を、そのアゾット剣で刺し殺す言峰。
イイ笑顔ですが、長年世話になった師を殺した顔です。
このマンガは外道ほどイイ笑顔をしますねwww
そして晴れてギルガメッシュと契約する言峰。最悪の愉悦コンビがここに誕生。
来月からは愉悦を貪るお楽しみタイムが始まります。
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タチバナロク(著)『犬神さんと猿飛くんは仲が悪い』 第14話
前回、麻耶を掛けた水泳勝負で、遂に猿飛に勝ったツバキ。
しかしこれは犬神家の跡取りを決める勝負ではなく、あくまで麻耶を取り戻す戦いでしたので、跡取り勝負は次回に持ち越されます。
麻耶を取り戻し安堵するツバキですが、猿飛の並々ならぬ執念を知った麻耶は次回の跡取り勝負について不安を感じているのでした。
一方その頃猿飛は犬神家当主に呼び出されていたのでした。
跡取り問題について佐之介と話しをする犬神家当主。
そしてツバキのところへ唐突に現れた沙織と平行して、犬神家と猿飛家の過去の因縁の一端が明らかになります。
それによれば戦時中、犬神家は跡取りがいないことから存続の危機だったらしい。
そこで猿飛家から養子を貰い、そこで生まれたのが現犬神家当主のツバキの祖父でした。
つまり犬神家の当主の親は猿飛家だったのですね。
猿飛家との意外な接点が明らかになりましたが、その後猿飛家はオイルショックで大損失を蒙り、これを助ける形で犬神家は猿飛家を傘下に納め、何とか猿飛家は存続したのでした。
が、その後も猿飛家の事業は混乱を続け、遂には猿飛家の関連事業は再生不能・猿飛の人間は全員放逐されることになったのです。
しかし犬神家当主は当初猿飛家の更迭には消極的だったとのこと。
ではなぜ猿飛家の更迭が決まったのかということですが、なんと幼いころのツバキが放った一言で猿飛家取り潰しが決まったというのです。
どうやら3歳ごろ、ツバキと遊んでいた佐之介がツバキにいじわるなことを言ったため、ツバキが”あんたなんかキライよ”と言い放ち、その一言で猿飛家を完全に終わらせるとこになったようです。
まさかツバキと佐之介が子供の頃に一緒に遊んでいたとは思いませんでしたが、それならなぜツバキではなく佐之介を跡取りに指名したのか、謎は深まるばかりです。
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関口太郎/櫻井武晴(著)『ヤメゴク』 第4話
現在ドラマも放送中の『ヤメゴク』。
ヤングエースで連載中のコミカライズは、主人公の永光麦秋のデザインが可愛くて好きです。
扉絵は新卒時代の笑顔の麦秋。本編を見ていると「誰だコレ?」状態です。
昔はこんなに可愛かったのに、現在ではダンボールハウスで寝起きしている麦秋。
一体なにが彼女をこんなに変えたのか。
今回のお話しは、警視庁組織対策部長・風見徹の奥さんが、自分の娘の彼氏がヤクザのデザイナーをやっているのでやめさせたいとのこと。
ただ問題なのは本人が足抜けを希望していないこと。
直接本人にあっても若さからか、まったく話しを聞こうともしません。
ここからはいつもの調子で、周りから攻めていく麦秋。
ヤクザとの繋がりは条例違反であると言い、カタギ相手でも容赦なく次々とプレッシャーをかけていきます。
ここまで容赦なくやれば当然反発もあるわけで、それでも構わず締め付ける麦秋の意図がハッキリしているようでよくわかりません。
ただわかっているのは半端じゃないくらいヤクザを憎み、そのヤクザに利益供与するカタギも憎んでいるということ。
この辺の謎が明かされるのは一体いつのことになるのか。
今から楽しみです。
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三部けい(著)『僕だけがいない街』 第34話
連続児童殺害事件の真犯人だった悟の担任教師・八代。
彼にまんまとハメられ極寒の川にダイブさせられた悟でしたが、奇跡的に生還。
ただし意識不明だった悟が目を覚ました時、15年の歳月が流れていました。
そして今月号では悟が生き残った顛末が明らかに。
どうやら極寒の川に落とされた悟の体は脳死に至る前に急速な低体温症に陥ったことにより、仮死状態になっていたらしい。
助かったものの15年もの間意識が戻らなかった悟。
その間の出来事は友人の賢也がファイルにまとめておりました。
それによれば事件の犯人である八代は結局捕まらなかった様子。
しかし犯人の身代わりにされる予定だった白鳥潤は、悟に言われた賢也が監視していたおかげでアリバイができ逮捕されなかったようです。
これにより悟の事件は犯人が不明のまま迷宮入りすることに・・・
賢也は悟に代わって真犯人を捜そうとしていたようです。
15年ぶりに目覚めた悟の体は当然筋肉が衰えていますが、母親の献身的な介護(15年間毎日4時間のマッサージ)により絶望的とまではいっていないようです。
そしてリハビリとともに医師から、事件に遭う前の最後の記憶を聞かれる悟。
残念ながら八代が真犯人であることは思い出せないようです。
まぁここでわかれば物語が終わってしまいますから当然といえば当然ですが・・・
次に八代と再会した時に思い出すかどうか注目したいですね。
そして大人になった賢也やヒロミとの再会から1ヶ月後、リハビリに励む悟の元を訪れたのは、生まれたばかりの赤ん坊を抱いた雛月加代でした。
その姿を見た悟は・・・
献身的な母親の姿を見て、事件のことを忘れたままでいいのではと考え始めていた悟でしたが、雛月との再会によりどう心境が変化するのか。
来月号も楽しみです。
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鳴見なる(著)『渡くんの××が崩壊寸前』 第8話
風邪を引いた直人の元に見舞いにやってきた紗月。
しかしそこへ紫もやってきたため、急遽直人の布団に隠れる紗月でした。
幸せと地獄を同時に味わう直人でしたが、紫はおかゆを作ると気を遣ったのか早めに帰ってくれたので紗月とのことはバレずにすみました。
そして紗月を追い出し、紫が作ってくれたおかゆを食べることにした直人。
しかしそのおかゆはなぜか赤黒く、食べるとまるで正露丸を濃縮したような激マズの料理だったのです。
しかし熱で判断力が落ちていたのか、せっかく紫が作ってくれたということでこの激マズ粥を食べ続ける直人。
そこへタイミング良く帰ってくる鈴が見た直人の姿がこちら。
どうみても吐血です。本当に(ry
大声で泣き叫ぶ鈴。そりゃそうだ。
誤解はすぐに解けますが、泣きじゃくる鈴と一緒に寝ることに。
しかしこれが良かったのか、ギクシャクしていた兄妹の関係は風邪とともに一気に回復。
すっかり元通りの関係になるどころか、今まで兄に頼りっぱなしだった鈴が着替えや洗濯を一人でやりました。
今回のことで鈴は一回り成長したようです。
良かった良かった。
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