家庭でも使えるお手軽なUPS・オムロン「BW55T」のレビュー

PC
液晶パネル

落雷などの停電や過電流からPCやオーディオ機器などの電化製品を守ってくれるUPS。比較的安価でコンパクトなサイズから、家庭用として人気の高いオムロンのUPSである「BW55T」を買ってきたので簡単にレビューしたいと思います。

突然故障したUPS

2011年に発生した東日本大震災と、それによる計画停電があってから停電に備えてPCやオーディオ機器周辺ではUPSを導入するようになり、現在は自宅でオムロン製のUPSである「BY50S」を使っております。BY50SはUPSとしては安価ですし、本体サイズもわりとコンパクトなので気に入ってまして、現在は合計4台使っております。UPSの宿命であるバッテリー交換についても汎用バッテリーの使用が可能で、過去には当ブログで紹介したこともあります。

そんなBY50Sですが、バッテリーは交換しても本体自体は(必要がないので)基本的に同じものを使っておりました。ところが先日、BY50Sからけたたましいビープ音が鳴り響きました。最初はバッテリーの交換時期が来たのだと思っていたのですが、本体の液晶窓を見ると「機器の故障」らしくはっきりした原因は不明でした。とりあえずうるさいのでUPS自体の電源を落としたのですが、それっきり二度とUPSの電源が付くことはありませんでした。つまり突然死です。

BY50Sはこれまで4台使ってきましたが本体側の故障は初めてだったので、わりとビックリしました。なんで壊れたのか未だに不明ですが、調べると購入時期は今から8年ほど前らしく本体側の寿命だろうと考えました。それで仕方なく買い替えるのですが、同じものを買うのも芸がないと感じネットで調べたところ、後継機種らしき「BW55T」という機種が発売されているのを発見。本体サイズもさほど変わらなさそうでしたので、今回はBW55Tを購入することにしました(ちなみにBY50Sは今も発売されております)。

スペックと外観

BW55Tはオムロンが2018年に発売した550VA/340Wの正弦波出力UPSで、本体サイズは90x165x291mm、重量は約4.5kgほどです。縦置き・横置きどちらも可能ですので、コンパクトな本体サイズを活かして様々なところに設置可能です。

本体外観

前面にはUPSの状態を確認するためのLCDパネルを搭載。視認性は良好で、とても見やすいパネルです。

液晶パネル

こちらは製品に付属している動作状態確認用のシール。これを見やすい場所に貼っておけば、何かあっても素早くUPSの状態を確認できます。

LCD液晶に表示される状態やエラー番号などの早見表

BW55Tは放熱用ファンを搭載していないので動作音は非常に静か。上部には放熱用のスリットが設けられております。

上部には放熱用のスリット

背面にはコンセントが4つと、自動シャットダウンなどのユーティリティソフトを使うためのRJ45-USBコネクタが搭載されております。

背面のコンセント

PCとの接続にはこちらの付属ケーブルを使用します。

付属に変換コネクタとケーブル

本製品は横置き・縦置きどちらにも対応可能なので、本体側面(横置き時には底部になる)にはゴム足が付いております。

横置きできるよう、底部にもゴム足

こちらは付属品。おもに取り扱い説明書やユーザー登録用のハガキなど。なお、購入後1か月以内にユーザー登録をすると、本体3年保証+バッテリ3年間無償提供サービスを受けることができます。

取説などの付属品

BY50SとBW55Tの比較

続いては先代となったBY50Sとの本体サイズの比較。左が今回紹介するBW55Tで右がBY50Sです。

BY50Sとの比較

幅や高さはほぼ同等です。横置きでも縦置きでもコンパクトなBY50Sの使い勝手そのままで設置できるのは、家庭用UPSとしてはかなり強みだと思います。

厚みも高さもほぼ変わらず

こちらは奥行の比較。設置するときにネックになりやすい奥行ですが、見ての通りほとんど同じ大きさなので、BY50Sが設置できる環境ならまったく問題なくBW55Tに移行できるでしょう。それでいて、放熱スリットが新たに入っているなど、改良点も見受けられます。

奥行の比較

使い勝手について

今回のUPSはルーターやハブを収めているボックスの最下部に収納しているのですが、このボックスはUPSの幅がかなりスリムでないと入らず、今までBY50S以外のUPSは入りませんでした。

設置場所のルーターボックス

BW55Tはサイズ的にほぼBY50Sと同等ですので、このボックスに問題なく設置することができました。使いやすいBY50Sの使い勝手そのままで完全に置き換えることができるのでとても良かったです。また、LCDパネルもBY50Sより視認性が向上し、昼間の明るい部屋でも問題なく判読できるのが良かったです。放熱スリットも増えていて本体動作の安定性も向上してそうですし、BY50Sの正統進化系という印象でした。

10年選手のBY50Sもありますので、今後はバッテリーだけでなくUPS本体の入れ替えも順次進めていきますが、その時はもちろんBW55Tを選びたいと思います。BY50Sに満足している方、またはコンパクトで安価なUPSをお探しの方であればBW55Tはオススメです。

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